ホットペッパービューティーの店舗の手数料は高すぎ?お店側の損得をズバリ解説

ホットペッパービューティーに掲載しようかどうか、迷っている店舗オーナーさんは、その手数料が不安材料であることが少なくありません。
「手数料ってけっこう高いって聞くけど、大丈夫かな…」
「本当に集客できるか、なんだか不安…」
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
たしかに、費用の内容をよく知らないまま、掲載すれば集客できると思って契約してしまうと
「思ったほど集客につながらなかった」
「費用だけかかって、結局損をした」そんな風に感じてしまうケースもあるのが実情です。
そこでこの記事では、ホットペッパービューティーの手数料と掲載料の違いや、契約前に知っておきたい費用の全体像を、できるだけわかりやすくお伝えしています。
さらに、私がこれまでサポートしてきた起業家大学の生徒さんたちの実例もご紹介しながら、うまくいったお店とそうでなかったお店の違いについてもお話しします。
この記事を読むことで「掲載するかどうか」だけでなく、「どう活かせば、ムダなく成果につなげられるか?」という視点から、あなたにとって納得のいく判断ができるようになるはずですよ。
店舗掲載を考える前に|ホットペッパービューティーの損得とは?
ホットペッパービューティーは、美容・整体・リラクゼーション業界で圧倒的な知名度と集客力を持つ媒体です。
「とりあえず載せておけば集客できそう」と思われがちですが、契約前の視点や準備こそが成功のカギになります。
私のもとにも、起業家大学の生徒さんから
「ホットペッパーに興味はあるけど、うちに合ってるか不安です」
「契約してから後悔したくなくて…」
という相談がよく届きます。
そうしたとき、私がお伝えしているのは、「契約するかどうか」よりも、「どう使うか」を先に考えましょうということです。

この視点を持てるかどうかで、成果は大きく変わってきますよ!
「ホットペッパーで集客できない」というお悩みには、別記事でも回答しているので参考にしてください。
驚きの効果!ホットペッパーで集客できない理由と解決策
「ホットペッパービューティーに掲載しても集客できない…」と悩んでいませんか? 実は、ホットペッパービューディーはただ掲載するだけでは効果が出にくい仕組みになっています。競争が激しく、他店に埋もれてしまうケースも少なくあり […]
ホットペッパービューティーの掲載費と手数料|お店側が支払うお金を整理
ホットペッパービューティーを活用するうえで、最も大切なのが、かかる費用の構造を正しく理解することです。
あとから「こんなにかかるなんて知らなかった…」と後悔しないためにも、掲載前に必ず押さえておきたいポイントを整理しておきましょう。
掲載料:毎月かかる“固定費”
掲載料は月額固定制で、エリアや業種、プランの内容や契約期間によって変わります。
プランによっては、掲載できる内容や写真枚数、検索表示順位などが変わります。
エリアや業種(美容室・整体・エステなど)によってもおすすめのプランが異なることがあるので、他店の話をそのまま鵜呑みにするのではなく、営業担当者からの詳細な説明をもとに判断するのが安心です。
ちなみに、以前は月額1万円台の低価格プランも存在していましたが、現在は提供されていません。
手数料:予約が入ったときに発生する“変動費”
ホットペッパー経由でネット予約が入り、実際に来店があった場合、その施術料金の2%(税込)が手数料として発生します。
これは掲載プランに関わらず、一律2%です。
たとえば1万円のメニューの場合、200円が手数料としてホットペッパーに支払われる仕組みです。
「掲載料のほかに、手数料までとるの」と思う方もいるかもですが、この2%は、リクルートが予約者に付与している「次回使えるポイント」の原資になっています。
つまり、手数料の一部はお客様へのインセンティブとして還元されており、予約のハードルを下げる仕組みでもあるのです。
契約期間にかかる費用も把握すること!
ホットペッパーの契約は、基本的に半年〜1年契約です。
営業担当に要確認で、1年契約のほうが変年契約よりも割引率が良いようですから、契約期間にかかる掲載料の総額を確認しましょう。
どちらの期間も途中解約ができないため、契約満了日まで掲載費を払い続ける必要があります。
「反応がないから辞めたい」と思っても容易にはできないので注意が必要です。

半年、1年というある程度の長期の目線に立って予算をとっておきましょう。
ホットペッパーの手数料は高い?お店が知っておくべき損得ポイント

ぶっちゃけ、ホットペパービューティーって、高くないですか?
確かに、掲載費用だけを見ると「高い…」と感じてしまう方も多いかもしれませんよね。
でも、私がサポートしてきた4000人以上の起業家の中には、 手数料を“投資”として捉え、しっかり利益を出している方がたくさんいます。
ここでは、手数料が“損”ではなく“得”になる判断軸を3つに絞ってお伝えします。
1)費用対効果で見ると安いかも!?
ホットペッパービューティー経由で安定的に新規予約が入っている店舗では、掲載料や手数料を差し引いたあとでもしっかり利益が残るケースも少なくありません。
実際、起業家大学の生徒さんでも、ホットペッパービューティーに掲載して安定して売上を伸ばしているケースもあります。
「掲載料や2%の手数料がもったいない」と感じるかもしれませんが、実際には、ホットペッパーという組みがあるからこそ、集客の入り口が増やせて予約が入り、売上につながっているというケースも多いのです。
少し具体的に見ていきましょう。
検索(SEO)から集客に入り口を増やせるケース
たとえば、「フェイシャルエステ 東京」で検索したとしましょう。

「フェイシャルエステ 東京」は、個人店舗のSEO対策では上位表示が難しいキーワードなので、あえて選びましたよ。
私がこの記事を書いている時点では、検索の1位と3位にホットペッパービューティ―の特集ページが出ていました。(※検索結果は変動します)
以下の検索結果を見ながら
あなたのサロンが東京駅の近くにあって、このホットペッパーの特集ページに掲載されていると想像してみてください。

何が言いたいかというと、
個人の予算では難しいところからも、ホットペッパーに掲載することで集客できる可能性があるということです。

ぶっちゃけ、ホットペッパービューティーって、高くないですか?
リスティング広告から集客の入り口を増やせるケース
先ほどは、検索でしたが、今度は、リスティング広告(※)で考えてみましょう。
※リスティング広告とは、Googleなどの検索結果に表示される広告のこと。検索キーワードに連動して表示されます。
クリックごとに課金される広告です。
たとえば、「整体 横浜」で検索したとしましょう。

「整体 横浜」は、クリック単価が高くて広告運用が難しいキーワードですよ
検索結果の上部の「スポンサー」という文字の下に広告が掲載されていますが、上から2つ目がホットペッパーです(※広告の状況は変動します)
あなたのサロンが横浜駅の近くにあって、このホットペッパーの特集ページに掲載されていると想像してみてください。
あなたが広告を出稿していなくても、ホットペッパーに掲載されていれば集客できる可能性がありますね。

ここにあげたのは一例ですが、
こんな風に、あなたがSEO対策や広告をやっていなくても、ホットペッパーのSEO対策やリスティング広告出稿を入り口として集客できる可能性があるわけですね。

ホットペッパービューティーって、色々やってくれているんですね!
つまり、掲載料や手数料などのコストをかけても、それ以上に利益が出ていれば「高い」どころか、十分に“安い投資”とも言えるわけなんです。
2)安いプランがお得とは限らない
「まずは一番安いプランから始めよう」と考える店舗オーナーさんも多いですが、ホットペッパービューティーでは、上位プランの方が掲載順位が高く表示される傾向があることを知っておきましょう。
そのため、安いプランだと、もちろん費用は安く済みますが他店に埋もれてしまい、そもそも見てもらえないリスクも。。
「安い=得」とは限りません。
露出の機会を増やすには、表示順位に影響するプラン選びが重要だという視点も、経営判断のひとつとして押さえておきたいところです。

高いプランを進めているわけではありませんよ。
競合店が少ないなど下位プランでも十分集客できるケースもあります。
契約前に、掲載地域の状況を要確認です!
3)ただ掲載するだけでは集客できないことも?
整体院の生徒さんの例では、 「全然予約が入らない」と相談を受け、店舗ぺージやクーポン内容を見直しました。
・誰のどんな悩みに応えられるのか?
・整体院がどんな人から選ばれているのか?
など、心理学マーケティングを活用して作りこんでいったんですね。
すると、予約が入りはじめ、売上も安定して伸びています。
ホットペッパービューティーは人を集めてはくれるけれど、最終的に予約が入るかどうかはあなた次第ということです。
ホットペッパーで集客できている店舗がやっていること
私が運営する起業家大学の生徒さんのなかには、ホットペッパーを活用して
✓ 1ヶ月先まで予約が埋まっている整体院
✓ 毎月安定して新規を獲得しているエステサロン
など、成果を出している方が多数います。
その共通点をシェアするので、あなたのお店の集客にもぜひ取り入れてみてください。
共通点1:心理的な導線がある
読者に“自分ごと”として読ませるコピーライティングや、 安心感を与える掲載内容をしっかり設計しています。
「このお店、なんか良さそう」と思わせる心理的アプローチがあるかどうかで、 予約率は大きく変わります。
共通点2:リピート設計がある
ホットペッパーは「初回集客の入口」に過ぎません。
初回来店後にLINE登録・次回予約・メニューアップグレードへとつなげていく リピート導線の設計があるかどうかが、成果の分かれ道です。
共通点3:ホットペッパービューティーをきっかけに関係を育てている
予約して終わりではなく、その後の関係構築(SNS・LINE・メルマガ)までを見据えている。
こうした全体設計ができているお店ほど、 ホットペッパービューティーの手数料を上回る成果を上げています。
まとめ|ホットペッパーの手数料をどう活かすか
店舗のオーナーさんがホットペッパービューティーの掲載を考えるとき、 「手数料が高いかも…」という不安はとても自然なものです。
でも、掲載料も手数料も、その費用の活かし方次第で“損”ではなく“利益を生む仕組み”になるということ。
私がこれまで指導してきた生徒さんたちの多くが、 心理的な導線やリピート導線を整え、 「広告に頼らなくても集客できる仕組み」へとつなげていきました。
大切なのは、「掲載するかどうか」ではなく、 「掲載するなら、どう活かすか?」という視点を持つこと。
このブログが、あなたのお店にとってベストな判断をするヒントになれば幸いです。
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