集客できるキャッチコピーの作り方とコツ- 起業のプロが徹底解説
中村式心理学マーケティング塾長、中村博です。
起業のサポートをする中で、最近「キャッチコピーの作り方のコツを教えて下さい」という方が増えて来ています。
多くの方々が「一生懸命に考えてもそれでも良いキャッチコピーを作ることができない。」か「せっかくキャッチコピーを作っても、集客や売上に結びつかない」という、どちらかの悩みを抱えているようです。
- 集客が出来ない・・・
- 問い合わせが来ない
- 契約が全然取れない
このような状態なわけですね。
この記事では、そんな状況から抜け出すために、集客できるキャッチコピーの作り方とコツ をお伝えしていきます。ぜひ参考にしてください。
- 1. 集客するためのキャッチコピーの作り方
- 1.1. キャッチコピーの役割
- 1.2. お客様の視点で作るとは?
- 2. キャッチコピーを作るための準備
- 2.1. キャッチコピーの種類
- 2.1.1. ブランドイメージを使えるキャッチコピーとは
- 2.1.2. レスポンスをとるためのキャッチコピーとは
- 2.2. 3つのリサーチ
- 2.2.1. お客様のリサーチ
- 2.2.2. ライバルのリサーチ
- 2.2.3. 自分の商品やサービスのリサーチ
- 3. キャッチコピーを作る
- 3.1. コピーライティングのテクニック
- 3.2. キャッチコピーうまく作るの2つのコツ
- 4. キャッチコピーに関して良くある質問
- 4.1. 長いキャッチコピー、短いキャッチコピーでどちらが良い?
- 4.2. キャッチコピーを作る際に、テンプレートは必要なのか?
- 5. まとめ:キャッチコピーの作り方とコツを理解しよう
集客するためのキャッチコピーの作り方
多くの方はキャッチコピーが必要だと思っています。
この気づきはとてもいいことなのですが、その役割を理解して作っていないから効果が出ないのです。
そう。キャッチコピーの役割を理解してから作ることが重要なですね。
そもそもキャッチコピーは何のために作るのでしょうか?
キャッチコピーの役割
キャッチコピーについて、ウィキペディアでは
「キャッチコピーまたはキャッチフレーズとは、主に商品や作品の広告など、何らかの告知や宣伝に用いられ、謳い文句や煽り文句となる文章で、広告コピー(広告文)の一部である。」
と書かれています。
つまり、キャッチコピーの役割は、「あなたの商品やサービスの謳い文句をわかりやすく表現し、さらにお客様の目と心をキャッチすること」です。
ですから、お客様の視点でキャッチコピーを作ることが重要なわけです。
ポイント
お客様の視点でキャッチコピーを作る
お客様の視点で作るとは?
お客様の視点で作るというのは、あなたが言いたいことを言うのではなく、お客様の立場になってその願望や理想の未来を考えて作りましょう、ということです。
お客様は基本的に「自分がどうなれるか?」「自分にとってどんな良いことがあるか?」にしか興味関心がありません。そのため、お客様の視点からキャッチコピーを作らないと集客ができないのです。
では、どうしたら集客できるキャッチコピーが作れるのか?
その方法を具体的にお話ししていきますね。
キャッチコピーを作るための準備
それでは、集客できるキャッチコピーを作るために、まず、キャッチコピーの種類を知って、準備をしましょう。
キャッチコピーの種類
キャッチコピーの種類は、大きく分けて2種類あります。
キャッチコピーの種類
1:ブランドイメージを伝えるキャッチコピー
2:レスポンスをとるためのキャッチコピー
ブランドイメージを使えるキャッチコピーとは
多くの企業やポスター、CMなどで皆さんが見ているのは「1:ブランドイメージを伝えるキャッチコピー」であることが多いです。
ふだんから見慣れているので、みなさんがいざキャッチコピーを作ろうとした場合に、同じようなブランドイメージを伝えるキャッチコピーになってしまいがちです。
ですが、これではダメなんです。
その理由は、ブランドイメージを伝えるキャッチコピーの場合は、キャッチコピーだけではなく、動画、画像、俳優、シナリオ、アニメなどを使っての相乗効果があってこそなんですね。
大手企業と同じことはできませんから、個人の起業家向けではないのです。
レスポンスをとるためのキャッチコピーとは
私が推奨しているのは「2:レスポンスを取るためのキャッチコピー」です。
あなたのサービスを購入してくれるお客様を増やすためのキャッチコピーです。
このキャッチコピーの場合は、あなたのサービスを購入、利用したお客様がどのようなベネフィットがあるのか?(ベネフィットとは=お客様の利益)で作るキャッチコピーです。
レスポンスを取るためのキャッチコピーは、機能的なベネフィットと心理面のベネフィットを理解してキャッチコピーを作ることで、大きな集客効果が見込めます。
3つのリサーチ
キャッチコピーをあなたが作ろうとした場合、いきなり作るようなことをしてはお客様の購入までつながるキャッチコピーは作れません。
では、一体何から始めたら良いのかというと
- お客様のリサーチ
- ライバルのリサーチ
- 自分の商品やサービスのリサーチ
この3つを行う必要が出てきます。
では、その3つをそれぞれ解説していきます。
お客様のリサーチ
購入見込みのお客様の(年齢・性別・居住地・収入・解決したい悩み・解決した先の望み・インサイト)などが一般的です。
お客様のリサーチを行う場合ですが、
- お客様への直接アンケート
- インターネット(YAHOO知恵袋、Goo掲示板など)で検索
- 本屋などで、見込み客の方が購入している書籍や雑誌
- 過去の顧客データ
などがすぐにでも出来ることですので、あなたが必要と思える内容を詳しくリサーチしてみてください。
ライバルのリサーチ
ここで言うライバルとは、もし見込み客の方があなたの商品やサービスを購入しなかった場合、他のどこで購入するのか?で考えてみてください。
もしくは、既存のお客様が、あなたから購入する前に検討していたライバルとなります。
このリサーチは、ライバルが一番強く伝えていること。その内容、金額、ライバルのところに来ているお客様層、ライバルのベネフィットなどを調べてみると良いでしょう。こうすることで、ライバルの内容を丸裸にすることが出来るようになります。
自分の商品やサービスのリサーチ
最後に、自分の商品やサービスを調べることを行います。どうしても提供側は自分の商品やサービスが一番だと思いたいものですが、ここではあえて第三者的に自分の商品やサービスを見ることが重要です。
では、どのような内容をリサーチするのかですが、商品やサービスのベネフィット。何を一番強く伝えたいのか。見込みの悩みや望みに対して、どのくらい効果的に解決できるのか。その秘訣はなにか。デメリットはなにか。手法や手順。お客様の過去の実績などを調べていく必要があります。
ここまで全て調べてからでなければ、効果が出るキャッチコピーは作ることが出来ないというわけです。
キャッチコピーを作る
実際にリサーチをすべて終わらせたら、キャッチコピーを作ることをしていきます。
ここで大切なのは
「お客様の悩みの解決のために、ライバルよりも自分が優れていることはなにか?」
「お客様の感情が動くようなベネフィットはなにか?」
「つまり、一言でいうと何が良いのか?」
をリサーチ結果を見ながら考えていくです。ここが見つかるとキャッチコピーの8割は完成ですので、手を抜かずにやりましょう。
コピーライティングのテクニック
さて、キャッチコピーを書く時には、
・サブコピー(誰に向けてなのか?)
・メインコピー
の2つを作ることが多いです。
その時に使うテクニックを少しご紹介させていただきます。
以下のような内容を使いながら、あなたの商品やサービスを欲しくなるキャッチコピーを作られてください。
キャッチコピーのテクニック
- 数字を活用する(◯万円。◯日。◯%など)
- ベネフィットを掲載する
- 簡易性(簡単)ということを書く(たった◯だけでなど)
- 好奇心を刺激する(聞いたことがない)
キャッチコピーうまく作るの2つのコツ
多くの方がキャッチコピーを作ろうとする際に、多くの方は「コツを教えて下さい」と言います。「すぐに簡単に、手軽にできる方法」を教えて欲しいということですね?
では、キャッチコピーをうまく作るためのコツをを2つお伝えしますね。
1.キャッチコピーのムダを可能な限り削ぎ落としていくこと
2.お客様の心が動き興味が湧く表現になっているのかを確認すること
多くの方は一度キャッチコピーを作って満足してしまいますが、そこから時間を置いてキャッチコピーを見直しましょう。
- 無駄な部分がないのか?
- 削っても意味が変わらない言葉はないか?
- 2重言葉になっていないか?
この3点を見直しましょう。
さらに「お客様の心が動きいて興味が湧く」ということが重要ですので、お客様の目線になってキャッチコピーを見て興味を持ち、行動を起こしたくなるかを確認しましょう。
何度もキャッチコピーを作ることで、より効果の高いキャッチコピーが出来るようになりますので、伽x比コピーを複数作って比較するのもおすすめですよ。
キャッチコピーに関して良くある質問
ここまで集客を目的としたキャチコピーの作り方についてお話してきましたが、よくある質問についても回答していこうと思います。
長いキャッチコピー、短いキャッチコピーでどちらが良い?
「キャッチコピーは長いほうが良いのか?それとも短いほうが良いのか?」というご質問を良くいただきます。
結論としては「どちらでも良い」ということになるのですが、実際に運用しての反応次第かと思います。
ただし、チラシや名刺、リーフレットなどの場合は特にですが、紙面出だしますので必然的に短くなる事が多いです。
逆にLPの場合ですが、業種にもよりますがしっかりと説明を書かれている人もいます。HPの場合も同様ですが、実際には業種によって変わることが多いですので、自分の業種を参考にされても良いでしょう。
キャッチコピーを作る際に、テンプレートは必要なのか?
よく本やネットでも「キャッチコピーを作るためのテンプレート」があります。では、実際にこのテンプレートは有効なのでしょうか?
私の答えは、「有効な方もいますが、有効でない方もいます」というのが正解です。確かに、テンプレートに当てはめるだけであれば、誰でもできそうですが、事前のリサーチで材料がしっかりある方が作る場合は有効かと思います。
しかし、何もリサーチもせずに材料もない状態でテンプレートでキャッチコピーを作っても、結局効果が出るキャッチコピーは作れないでしょう。
同じような意味では、スワイプファイル「参考にする制作物を集めたファイル」になります。テンプレートとは違い、当てはめるのではなく「参考する」ということが大きな違いです。
リサーチをして材料が揃った段階で、参考にするスワイプファイルを参考にして、自分のキャッチコピーを作るという手順になりますので、テンプレートとは全く違います。
また、スワイプファイルは、自分で必要だと思えるチラシやHP、LPなどをコピーするなどしてファイルに保存していくことをして行くと良いでしょう。こうすると、実際にキャッチコピーを作る際の参考材料が増えることになりますのでおすすめとなります。
まとめ:キャッチコピーの作り方とコツを理解しよう
今回は、キャッチコピーの作り方〜コツまでお伝えしていきましが、基本的な部分を行わないと結局お客様の興味がわかない、反応が取れないキャッチコピーになってしまいますので、そうならないように注意してください。
また、キャッチコピーもですが、何度も繰り返し作成することで、よりブラッシュアップしていきますし、作成までの時間も短くなってくるものです。
そうして、お客様の心が動き興味が湧く。さらに反応が取れるキャッチコピーを作る工夫をされてください。
それでも効果が出ない場合には?
先ほどのキャッチコピーの役割でわかったと思いますが、お客様の目と心をキャッチするだけですので、ここだけで集客が大きく変わるということはありません。
キャッチコピーよりも大切なのは、キャッチコピーに目を止めてもらった後に、お問い合わせをもらう仕掛けです。
この点は、ぜひ、無料動画プログラムでご確認ください。
【買う気満々のお客様からどんどん問い合わせが来る】
中村式心理学マーケティング 無料動画プログラム