心理カウンセラーの収入はいくら?【給与年収1000万円と10万円の違い】
心理カウンセラーの現実的な給料や、独立した後の年収はいくらだと思いますか?
そして、年収1000万円稼げる人と年収10万円しか稼げない人との収入の違いとは何でしょう?
せっかく時間とお金をかけて心理カウンセラーやコーチングの資格を取得し、強い思いが合ってカウンセラーでビジネスを始めるわけですから、しっかりと年収を稼ぐことが重要ですよね?
このページでは、『誰でも年収1000万円!稼げるコーチ・カウンセラーになる方法』という本の著者であり、中村式心理学マーケティング塾長の中村博が「年収1000万円稼げる人と年収10万円の人との違い」をお話しします。
もし、これから副業からはじめてカウンセラーを目指すなら、読んでみてください。
中村博の書籍をプレゼントしています。
- 1. 心理カウンセラーで年収1000万円は可能なのか?
- 2. 年収1000万円超はどのくらいいるのか?
- 2.1. 会社勤めのカウンセラーの給料・給与年収
- 2.2. 独立開業した場合のカウンセラーの年収
- 3. 年収1000万円と10万円の差を生み出すのはマーケティング
- 3.1. 年収10万円のマーケティング
- 3.2. 年収1000万円のマーケティング
- 4. カウンセラーの年収や仕事についてよくある質問
- 4.1. 心理カウンセラーは儲かりますか?
- 4.2. カウンセラーの生涯年収はいくらですか?
- 4.3. 病院でカウンセラーとして働くといくらくらい収入がありますか?
- 4.4. 心理カウンセラーは仕事がない?
- 5. まとめ 心理カウンセラーの年収1000万を目指すのに大切なこと
心理カウンセラーで年収1000万円は可能なのか?
心理カウンセラーの資格をとったものの企業勤めで給料があがらず、そんな中、年収1000万円を夢見て独立する方も少なからずいらっしゃいます。
もし、あなたが心理カウンセラーなら、こんな悩みはないでしょうか?
- 会社勤めのカウンセラーで給料が上がらない、好きな仕事だけとキツイ…
- せっかく資格を取ったのに、クライアントがなかなか集まらない
- フェイスブックの友だちを増やしても、セッションの問い合わせやお客様が来ない
- ブログを毎日必死に書いても、全然体験セッションの申込みがない
- 交流会に何度も参加しても、お金だけはなくなるだけでクライアントが出来ない
- やっと体験セッションに申し込みが来ても、契約をなかなかしてくれない
- つい、体験セッションを受けてくれた方に、契約するように説得してしまい嫌われてしまう
- 契約をやっと結べても、本当に安い金額でしか契約が取れない
- 自分の売れるテーマのサービスや商品が作れない・・・
- 他の方と何が違うの?と聞かれても何も答えような無い・・・
- カウンセラーになったけれど給料の額面が低すぎてがっかり・・・
ひとつでも当てはまるものがあれば、きっとこの記事はあなたのお役にたてると思います。
現在カウンセラーで開業している方だけでなく、これからカウンセラーの資格を取得を目指す方も参考にしてください。
年収1000万円超はどのくらいいるのか?
最初に衝撃な事実ですが、心理カウンセラーの方々で、年収1000万円を超えている人は本当に一握りです。
日本では年収1000万円以上という収入がある人が5%未満です。
そんな情報を加味すれば、カウンセラーで1000万円以上の収入を得ている人はそれ以下で実現するのは難しいということは容易にわかるでしょう。
そして、年収1000万円というのは、起業して独立開業した場合に目指せる収入であるという事実も知っておきましょう。
ここからは、一般的な会社勤めの心理カウンセラーの年収と、独立開業した場合の年収を比較しながら話を進めます。
会社勤めのカウンセラーの給料・給与年収
会社勤めの心理カウンセラーの収入ですが、企業に勤める場合は、勤務先や勤務形態により年収に開きが出てきます。
資格サイトや、求人サイトを複数確認したところでは、一般的には、心理カウンセラーの年収は、300万円から400万円程度を平均給与としているところが多かったです。
注目したい事実としては、カウンセラーの資格には
- 公認心理師
- 臨床心理士
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- その他の民間資格
などありますが、給料や年収に紐づけて考えるなら、資格によって年収が数百万円アップするような違いはないということです。
もちろん、資格を取得することは素晴らしいことですが、資格がお金になるということではないわけです。このことを理解して、将来のビジョンを考えておくことが大切ですよ。
つまり、単純に考えて、会社に普通に勤めているだけでは、年収1000万円には届かないということです。
独立開業した場合のカウンセラーの年収
一方、独立開業している心理カウンセラーの年収ですが、本人次第というのが正直なところです。
カウンセラーやコーチでの起業が流行っていますが、会社で給料をあげていくのと同じように、自ら動いて収入をあげる努力が必要ということですね。
実際のところ、正しいやり方を行えば、年収1000万円も可能です。
注意点
多くの方が間違ってしまうのは、年収が低いのは「自分のコーチングやカウンセリングのスキルが無いからだ」と思いこんでしまい、さらなるスキルアップに時間とお金と労力をつぎ込むことです。
しかし、スキルアップにお金をつぎ込んで励んでも、ほとんどの場合、大きな年収の差には直接結びつくことはないです。注意してください。
どんなにスキルを磨いても、間違ったやり方をしてたら年収は上がりません。
では、「どのようにしたら年収1000万円の心理カウンセラーになれるのか?」をお話ししていきますね。
年収1000万円と10万円の差を生み出すのはマーケティング
実は、起業している心理カウンセラーの年収1000万円と年収10万円の差を生み出すのは、正しいマーケティングの技術と実践 しかありません。
ただし、マーケティングと言っても、よくネットで出回っている「○○ツールの使い方」「最新○○で、楽々稼げる」というようなものではありません。それらは殆どの場合使えないノウハウになることがほとんどです。
では一体何が正しいのでしょうか?
それは、「お客様になる方の心を理解して、その方に届くようにマーケティングを仕掛ける」ということです。
つまり、マーケティングにも、カウンセラーの資格を取る時に学んだように心理学を使うのです。
また、それがあるからそ活動がスタート出来ますし、結果年収の差になってくるのです。
ご参考に、年収10万円のカウンセラーが行っているマーケティングと、年収1000万円のカウンセラーが行っているマーケティングの違いをお話ししますね。
年収10万円のマーケティング
年収で10万円程度の方は、どのようなマーケティングを行っているのでしょうか?
おそらく、様々な情報をネットや知人、本などから得て活動を行っています。もしくは、自分の経験の中から活動を行っている人も多いです。これが、稼げない原因になっています。
では、それのどこがダメなのでしょうか?
その理由は単純で、「一部の情報だけを集めてマーケティングを行っても、結果的にバラバラの情報なので、体系的に成果を出すことにならない」ということです。
ネットや本などの情報は、いちばん重要な部分は掲載されていないことが多いです。なぜなら、そこで興味を持った方に、その後のサービスを提供することが目的だからです。
知人からの情報の多くは「最近◯が流行っているらしい」というような噂レベルの話だけが多く、実際に精通している人からの情報は手に入らないのです。
このように、年収10万円のコーチやカウンセラーの方は、正しい情報を手にして活動を行っていないので、いつまで経っても成果が出ずに終わるのです。
年収1000万円のマーケティング
では、年収1000万円を超えるカウンセラーの方は、一体何をされているのでしょうか?
実は、活動自体は年収10万円の方と殆ど変わりません。
では何が成果が出るかの差なのでしょうか?
その秘密は、「必要な情報すべてを体系的に学び、身につけて、実践している」という事です。
ここで大切なのは「体系的」だということです。
「体系的」とは一つ一つのものがある系統に従ってまとまっているさまのことです。
個々の要素が一定の順序や秩序などのルールに従いまとまめられている状態や、同じ種類のものが一つのグループとしてまとめられている状態です。(参照: TRANS1.Biz https://biz.trans-suite.jp/45030#i-2)
このように、活動自体が系統でまとまっている事で成果を出すために何が必要で、どんな準備が必要なのか?どのように活動を行うことが必要なのかがわかるので、ミスが少ないということになるのです。
マーケティングの一部である集客に関しては、別記事で特集しているのでよかったら参考にしてください。
参考記事
カウンセラーの年収や仕事についてよくある質問
カウンセラーの年収やついて、よくある質問をまとめておきます。
以下の質問と回答には、本文中でご紹介した内容もありますが復習として参考にしてみてください。
心理カウンセラーは儲かりますか?
心理カウンセラーが儲かるかどうかを判断するには、国家資格である公認心理師の平均給料・年収を知ることが一つの目安となるでしょう。
厚生労働省が令和2年度に実施した調査によると、2019年度における公認心理師の収入について、最も多かったのは年収300万円以上400万円未満の方で約21%でした。それに続いて、年収400万円以上500万円未満の方が約18%でした。
もしかしたら、「企業勤めだと思ったよりも儲からない」と感じる方が多いかもしれませんね。独立開業した場合には、本人次第といえるでしょう。
カウンセラーの生涯年収はいくらですか?
「就活の未来」の試算によると、カウンセラーの生涯賃金は1.7億円とされています。
近年の統計だと、日本の大学卒業者の男性の生涯総収入は2億7000万円なので、企業勤めのカウンセラーの生涯賃金は高いとは言えないようには思います。
【参考サイト】
カウンセラーの平均年収・ボーナス事情|比較シミュレーションで比べてみよう
病院でカウンセラーとして働くといくらくらい収入がありますか?
病院やメンタルクリニックなどでカウンセラーとして働く場合の年収は、正社員でおよそ月収25万円~30万円と言われています。年収に換算すると、およそ300万円~400万円ですね。
心理カウンセラーは仕事がない?
心理カウンセラーの仕事に関してですが、2023年現在は求人は増加傾向にあります。
心理カウンセラーの職種の一例としては、公認心理師、産業カウンセラー、臨床心理士、チャイルドカウンセラー、スクールカウンセラーなどがあります。
ただし、仕事のあるなしと、儲かるかどうかは別問題なので、希望するだけの報酬を得られるかどうかは別途確認が必要でしょう。
まとめ 心理カウンセラーの年収1000万を目指すのに大切なこと
このように、カウンセラーで年収1000万円稼げると年収10万円の違いとは、
●会社勤めか、独立開業しているか?
●開業した場合には、マーケティングを正しく活用できているか?
です。
そして、マーケティングは断片的に学ぶのではなく、体系的に学び身につけていくことです。そのためには、やはり専門家の指導を直接受けることが一番の近道だということです。
中村式心理学マーケティングでは、マーケティングを体系的に学び実践する方法をお伝えしています。
無料の動画講座もありますので、興味がある方は参考にしてください。