起業家の自己肯定感を高めて売上アップ!自信がないを変える心理戦略

「スキルもあるのに売れない」「発信しているのに申し込みが来ない」──そんな悩みを抱えるあなたは、自己肯定感の低さという “見えない壁” にぶつかっていませんか?
この記事では、自己肯定感が低くて行動が止まってしまっている起業家の方に向けて、売上を変えるための心理戦略をお伝えします。
15年間で4,000人以上を支援してきた心理学マーケティングの視点から、どうすれば「自分に自信を持ち、お客様に選ばれる起業家になれるのか」を解説していきます。

自己肯定感が上がると、売上も上がりやすくなりますよ!
自己肯定感が低いまま起業するとどうなるか?
「起業したい」と思うきっかけの多くは、「今の自分を変えたい」「誰かの役に立ちたい」という強い想いです。
その背景には、過去のコンプレックスや失敗体験があることも多く、それが起業の原動力になることもあります。
しかし、自己肯定感が低いままで起業をすると、「売れる行動」ができず、自分の魅力や価値を伝えることにブレーキがかかってしまうのです。
自己肯定感の低さが起業に与える影響
起業とは「自分を商品にする行為」です。
だからこそ、自分を信じられなければ、サービスにも自信が持てません。
「この金額で売っていいのかな」「私に価値なんてあるの?」そんな気持ちが発信や営業の場面でにじみ出てしまうと、相手の購買意欲も下がってしまいます。
一方で、自己肯定感の低さは、原動力にもなり得る感情です。過去の痛みを知っているからこそ、人の気持ちに寄り添えるサービスができるのです。
大切なのは、自己否定のの状態で立ち止まるのではなく、その想いを自信に変えていくことです。
自己肯定感が低い起業家が陥りやすい3つの状態
自己肯定感が低いことで、行動にストップがかかる場面は少なくありません。
ここでは、特に多くの起業家が陥る3つの状態をご紹介します。

自分に当てはまるかをチェックしながら読んでくださいね!
価格設定に自信が持てず、安売りしてしまう
「この価格で申し込まれるか不安」と感じて、つい値下げしてしまう。
けれど、安すぎると逆に「信頼できなさそう」と思われてしまうこともあります。
自信が持てないままの価格設定は、利益だけでなくブランド力も損なってしまうのです。
他人と比較して、発信が止まる
SNSを開いて「すごい人ばかり」と感じ、自分の投稿が恥ずかしくなる──そんな気持ち、ありませんか?
でも、他人と比較ばかりしていては、あなたの“言葉”が必要な人に届きません。
比較する相手は、過去の自分です。
クロージング時に言葉が詰まり、売れない
サービスに自信があっても、「申し込んでください」と言えない。
これは、自己肯定感が引き起こす典型的なブロックです。
「断られたらどうしよう」「押し売りに思われたくない」という気持ちが、申し込みのチャンスを逃してしまいます。
売れない状態が続いて、ストレスもためやすいでしょう。


自己肯定感が低いと、お客様にどう伝わるのか?
心理学では「感情は伝染する」とされています。
自信がある人なら安心感が、自信のない人なら不安がお客様に無意識のうちに伝わります。

心理学的な視点から、具体的に説明しますね
感情は“伝染”する(ミラーニューロン効果)
お客様は、あなたの言葉だけでなく、話すトーン・雰囲気・表情から「この人、信頼できるかどうか」を感じ取っています。
そのため、自己肯定感が低い人の自信のなさは、お客様にそのまま伝わって、信頼感を損ねる要因になっています。
自信のなさは言葉にもにじみ出る
お客様は、あなたの言葉そのものではなく、「どういう気持ちで話しているか」を敏感に感じ取っています。
「申し込んでもらえるかな…」「価格、これでいいのかな…」そんな不安があると、発信やクロージングの言葉に自信のなさがにじみ出てしまい、相手に“迷い”として伝わってしまいます。
逆に、自分のサービスに対して「これは届ける価値がある」と信じている人の言葉には、自然な説得力があります。
お客様は、実は“完璧な人”ではなく、“自分を信じているの自然な説得力”に信頼を寄せているのですよ。


ここから先は、自己肯定感を高める方法をご紹介します
自己肯定感を高めるためにできる3つの実践法
ここからは、現在、自己肯定感が低い起業家さんでも、すぐに実践できて効果が見込める「自己肯定感を高める3つの具体的な方法」をご紹介します。
1. 成果を“見える化”する習慣をもつ
自分が誰かの役に立てた証拠──それが「お客様の声」や「感謝の言葉」です。これを日々記録することで、根拠ある自信が育ちます。
・お客様の声
・感謝された言葉
・1日1つの「できたこと」メモ
この習慣は、自分のモチベーションを保つだけでなく、集客や信頼構築にもつながる重要な材料になります。
2. 自分の言葉で“価値”を言語化・発信する
「なぜこのサービスを届けたいのか?」「どんな想いでサポートしているのか?」
こうした内面の動機を、言葉にして繰り返し発信することで、自分自身の中に「私はこういう人間だ」という意識が深まり、行動の軸がブレなくなっていきます。
これは心理学で「ラベリング効果」と呼ばれるもので、自分のアイデンティティを強化し、自己肯定感を育てるための有効な実践法です。
3. 他人の投稿と比べず、“過去の自分”と向き合う
SNSのタイムラインには、キラキラした成果や成功談が並びます。そこに映る「うまくいっている人」と自分を比べて、落ち込んでしまう──それが自己肯定感を下げる大きな要因になります。
でも、本当にあなたの言葉が届いてほしいのは、「かつてのあなた」と同じ悩みを抱えている人です。
誰かと比べるのではなく、「過去の自分に届けるつもり」で言葉を選んでみてください。その視点に立つことで、あなたにしか語れない等身大のメッセージが生まれ、深い共感と信頼を生み出します。
自己肯定感が変わると、売上が変わる【実例あり】
ここでは、自己肯定感を高めたことで行動や成果に変化が生まれた方の事例を紹介します。
自信を取り戻したコーチが、堂々と提案できるように
「申し込んでください」が言えなかった女性コーチ。自己肯定感を高めるワークに取り組んだことで、自分の価値を自覚し、言葉にも行動にも自信が宿るようになりました。
その結果、お客様に堂々と提案できるようになり、成約につながる機会が確実に増えていきました。
継続発信できるようになり、信頼関係が深まった
「反応がないと落ち込んで発信が止まる」を繰り返していたセラピストが、小さな成果や感謝の声を記録するようになってから、発信が継続できるように。
すると自然と信頼関係が深まり、リピートにつながるご縁も増えていきました。自信と継続が、選ばれる理由になった好例です。
まとめ|自己肯定感を整えることが、売れる起業家への第一歩
スキルやノウハウの前に必要なのは、「自分を信じる力」。
今日から、小さな一歩でかまいません。自己肯定感を整える習慣を始めてみてください。
“私なんか”ではなく、“私だからできる”と自分に言えるようになることで、売上も発信も営業も大きく変わりますよ。