チラシ集客のコツ-チラシを活用した効果的な集客方法を解説
チラシ集客にはコツがあります。
来店型の店舗の集客では即効性があって効果的なのがチラシなのですが、基本的なポイントを押さえずに作成してしまうと願ったような結果にはつながりません。
多くの方が間違ってしまうのが、業者の言いなりできれいなデザインのチラシを作ったら集客ができる。そんな間違いです。
このページでは多くの方が間違っている「きれいなデザインだけでは集客できない」という事実を知っていただきたいと思っています。そして、チラシ集客のコツをマーケティングの観点から理解していただけたらと思っています。
この記事は、中村式心理学マーケティング塾長の中村博が解説します。
- 1. チラシで集客する時に意識したい4つのこと
- 1.1. チラシの目的を決めているのか?
- 1.2. 使用する色やデザインは、イメージに合っているのか?
- 1.3. オファーは適切なのか?
- 1.4. 電話番号、URL、QRコード、住所、地図は間違えていないのか?
- 2. 集客の効果を出すためのコツ
- 2.1. キャッチコピーやアイキャッチは最初に目に入るのか?
- 2.2. お客様の声は入っているのか?
- 2.3. チラシの内容が嘘ではない証拠はあるのか?
- 2.4. お客様の興味関心を引き出すチラシになっているのか?
- 3. チラシ代を無駄にしたいためのポスティング業者選び
- 3.1. チラシの反響率について
- 3.2. チラシの効果を改善するために意識すること
- 4. まとめ
チラシで集客する時に意識したい4つのこと
チラシで集客を行う際には、正しいポイントがいくつかあります。
そのポイントを守ってさえいれば、きれいなデザインでなくても効果的に集客は出来るようになりますし、広告経費も結果的に安くしていくことも可能です。
チラシの目的を決めているのか?
実際に、多くの方がチラシで集客を考えている場合、その目的をはっきりさせていない場合は多いです。
ですので、まず「チラシの目的を決める」ことを必ず行いましょう。
使用する色やデザインは、イメージに合っているのか?
自分が好きだからこの色使いにする。そんな方がいますが、それではチラシで集客を行うことは難しくなります。
自身の店舗などのイメージをそのまま伝えるような色、デザインを考えて使用することをおすすめします。
オファーは適切なのか?
チラシを見たお客様が、悩むことなく申し込みができるのかが大切です。というのも、提供側は「わかってくれるだろう」と思っていることも、実はお客様は全く理解していない。そんなことがよくあります。
ですので、より一層初めて見た方でもわかりやすく申し込みができるようなオファーの位置、内容、方法を考えてみてください。
電話番号、URL、QRコード、住所、地図は間違えていないのか?
結構見落としなのが、書かれている電話番号、URL、QRコード、住所、地図などです。
ここが間違えていると、折角申し込みをしたお客様がいても全く繋がらずに申し込みを諦めてしまいます。
そんな失礼なことがないように、必ず何度もチェックしてください。そのためには、必要な内容のチェック項目を決めておくと良いでしょう。
チラシ用のQRコードは、無料で作成できるサービスがたくさんあります。
商用可能で使いやすいサービスをひとつご紹介しておきますね。そのほかは、「QRコード 無料」などで検索して探してみてください。
QRコード作成【無料】/QRのススメ
https://qr.quel.jp/
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です
集客の効果を出すためのコツ
折角作ったチラシで、全く集客ができない。そんな話をよく聞きます。実は、チラシでの集客の効果を出すためのコツはいくつかあります。
ここではそれらを詳しく一つ一つ解説していきますので、是非参考にしながらご自身のチラシを修正していかれてください。
キャッチコピーやアイキャッチは最初に目に入るのか?
お客様が手に取るチラシですが、パッと見た時にどこを見て良いのかわからない。そんなチラシを良く見ます。
そうなると、チラシの反応が一気に落ちてしまい、集客の効果も薄れてしまいます。
その理由は「人の思考は0.5秒で出来上がる」ので、じっくりチラシを見る方は滅多にいません。
そのために、最初に興味が引くキャッチコピーやアイキャッチが必ず目に止まるようにデザインを工夫する必要があります。ここを「アイコントロール」といいます。
お客様の声は入っているのか?
チラシで効果を上げるために必要なコツの一つは「お客様の声を掲載する」ということです。
どんなに良いことを言っても、お客様はあなたのチラシのことを信用していません。
ですので、その信用度を上げるために「お客様の声を掲載する」事が重要ですが、チラシの内容に沿ったお客様の声を掲載するようにしてください
チラシの内容が嘘ではない証拠はあるのか?
上記でもお話しましたが、お客様の心の中では、どんなに興味があってもどこか必ず疑っています。
その疑いを安心に変えるためにも「証拠」が必要です。
その一つは「データ」や「権威のある人からの紹介文」などです。
よく健康食品などのチラシに大学のセンセイを使用しているのもその理由になります。もしくは、データとしての数字もこれに当てはまります。
お客様の興味関心を引き出すチラシになっているのか?
結局、お客様が興味関心がないチラシには、全く見向きもしてくれません。
ですので、お客様自身の「悩み・望み」を叶える内容でなければ、どんなにきれいなチラシを作っても反応が取れないことになります。
ここで必要なのは、事前のリサーチになりますのでぜひ行うようにしてください。
チラシ代を無駄にしたいためのポスティング業者選び
折角作ったチラシをポスティング業者に依頼をしても、実は配布されていなかったということもあるようです。
もしくは、決めていた日程で配布されていなかったり、違う地域に配布されていたり、決めている箇所(家)に配布されていないという事例もたまにあります。
そんなことがないようにするために、事前にネットでポスティング業者の口コミなどを参考にする。
もしくは、実際に利用した利用者から紹介を受ける。
あとは、事前の打ち合わせをしっかりをしておき、万が一上記のようなことがあった場合の保証の有無も契約書に記載しているのかを確認するなども必要です。
チラシの反響率について
チラシで集客を行う場合、反応率(問い合わせや申込みの率)の目標は、0.1%です。
ですので、1000枚配布して1件の割合となります。この数字を目安にして、目標の件数や売上数字より計算して配布枚数を考えてみてください。
チラシの効果を改善するために意識すること
チラシの効果を改善するために考える項目ですが、大きく分けると下記のようなものがあります。
1:キャッチコピーを変える
2:デザインを変える
3:オファー方法を変える
4:配布地域を変える
5:時期を変える
6:すべて作り直す
などがあります。いずれにしろ、最初に配布した反応率が0.1%以上であれば変更する必要はありませんが、少し落ちているようであれば、すこしづつ変えていくことも必要です。
そのたびに、反応率を確認しながら目標の数値を取れるチラシに育てていく必要があるでしょう。
ただし、広告業者の方々は、全く新しいチラシをおすすめしてきます。
それは、新規で作成したほうがデザイン料などが高くなるからです。ここも考え方次第ですが、大切な基準が目標の反応率に対して、今は何%なのか?ここを確認して、変更箇所を考えてみてください。
まとめ
ここまで、集客ができるチラシのコツをいくつかお話してきましたが、集客の効果を上げていくためのチラシとは、デザインだけじゃなく、キャッチコピーとかオファーとか、お客様の声、証拠、配布方法、配布先などすべてが組み合わさって効果が出てきます。
また、一つのチラシを育てていくつもりになって、少しづつリニューアルしていったほうが、結果的に良いチラシに育っていくことになりますので、
今回お話したチラシ集客で効果が出るコツを活かしてチラシを制作してください。