集客力を上げる方法【良くある4つの間違いと集客力アップのコツ】
起業家やビジネスをこなっている人、または、副業であっても多くの方が悩む「集客力」。しかし、「一体どうしたら集客力を改善できるのか?」という正しい情報は案外出ていません。
「〇〇の魔法」「〇〇テクニック」という方法だけで、集客力をアップさせようとしている人も多いですが、それで結果が出ているのはほんの一握の人です。
では、集客力がある人が行っている正しい集客力アップの正しい方法とは何なのでしょうか?
この記事では、どうするれば理想とする集客力を手に入れられるのかを詳しくお話させていただきます。
- 1. 集客力を上げる方法で良くある【4つの間違い】
- 1.1. 【1】知名度や思いだけが強くても、集客力は上がらない理由
- 1.1.1. 初めてビジネスを行う方が陥る間違い
- 1.2. 【2】誰もが持っていないスキルを手に入れても集客は出来ない理由
- 1.2.1. ビジネス初心者から少しビジネスを始めたばかりくらいの方が陥るミス
- 1.3. 【3】差別化をしても集客力がアップしない理由
- 1.3.1. そもそも、差別化って何を理解していない
- 1.3.1.1. ライバルとの違いがはっきりしても無駄
- 1.3.1.2. 誰もがやっていないことは、誰もが興味がないこと
- 1.3.1.3. 強みを全面に出しても、結果的にみんな一緒
- 1.4. 【4】最新の集客法を手に入れても集客には関係ない理由
- 1.4.1. 最新の集客法を身につけるまでに時間がかかる
- 2. 集客力アップの正しい基本
- 2.1. そもそも、集客力をアップとは?
- 2.2. 集客力を上げるためには、数ではなく率が大切
- 3. 本質的な集客力をアップのコツ
- 3.1. 顧客心理を理解しなければ、集客力は上げられません
- 4. まとめ
集客力を上げる方法で良くある【4つの間違い】
多くの方は、間違った集客力のアップ法を実践して苦労しています。
例えば、過去に理想的な集客にアンケートを取ったところ、
「必要なときに、必要なだけ集客ができる」
「効率的に集客ができる」
「手間と時間をかけなくても集客ができる」
こんな答えが多かったです。
そして、集客力アップのために何をしているのかを聞いたところ、
- 「知名度を上げて、思いや強みを出す」
- 「誰もが持っていないスキルを手に入れる」
- 「差別化を行う」
- 「最新の集客法を手に入れる」
このような答えが多かったのですが・・・実はこの4つは間違いです。
これでは集客力をアップさせることは出来ません。それどころか、多くの方々が集客できずに苦労をしてしまうのですよ。
ではなぜ、集客力がアップしない方法を信じてしまうのでしょうか?
その理由は「インターネット、本、起業塾、コンサルタントなどが、同じような集客を伝えているから」です。
確かに、一部の方々はそれで結果を出している人もいると思いますが、そもそも大多数の方は集客力を手に入れることもできずに、ビジネスを諦めてしまう方もたくさんいます。なので、決して正しい情報とは言えません。
集客力をアップさせるために、今までの間違いを正しましょう。今後道を踏み外さないように、今まで大切だと思っていた内容が、なぜ間違いなのか?ここを正しく理解する必要があります。
なぜそれが必要なのかというと、「人は、大多数の情報が正しいと勘違いするから」です。
その大多数の情報が間違っているということもあるので、そこから見直す必要があるということですよ。
では、先程のアンケートで出てきた内容が何故間違いなのかを解説していきます。
【1】知名度や思いだけが強くても、集客力は上がらない理由
一般的には、「知名度や思い」が集客力を上げるために大切と言われている人も多いですし、そこを信じている人も多いです。
でも、知名度が上がっても、思いが強くても集客力は上がりません。
なぜでしょうか?
初めてビジネスを行う方が陥る間違い
実は、「知名度が上がれば集客できる」「思いを強く出せば集客できる」というのは、ビジネス初心者がよく間違う部分です。
というのも、多くの起業塾やコンサルタントの中には
「知名度を上げると集客ができる」
「思いを前面に出していくと集客ができる」
「露出を多くすると集客ができる」
「共感する内容を出すと集客ができる」
ということを言っている方も多く、初心者ほど素直に信じてしまうからです。
しかし、それで集客力がアップするわけじゃないです。
では、その間違いの理由をお伝えすると
「知名度が上がっても、お客様は一切興味はない」
「思いを出されても、自分のことだけに興味があるので、あなたは無視させる」
「露出が多くても、逆にうざがられることも多い」
「共感が出来たとしても、そこから集客するまでには相当な心理的なハードルがある」
ということです。
しかも、知名度が上がれば上がるほど、お客様からすると気軽にお問い合わせなんて出来ません。
このようなことを言っている人も多くは、結局お客様の心(心理)を全く理解していないで集客をしようとしているのです。
それでは、どんなに頑張っても集客力はアップしません。
【2】誰もが持っていないスキルを手に入れても集客は出来ない理由
確かに、誰もが持っていないスキルは魅力的です。
しかし、それでは集客ができることはほぼないです。正直、ないよりはあったほうがいいレベルでしかありません。
では、誰もが持っていないスキルがあっても集客力がアップしない理由をお話します。
ビジネス初心者から少しビジネスを始めたばかりくらいの方が陥るミス
ここもかなりの方が間違っています。特にビジネスを始めたばかりの方。または、少しかじったくらいの人。さらに、資格がないとビジネスが出来ない治療家の方などが多く間違えることです。
では、一見良さそうに見える誰もが持っていないスキルがあればですが、一体なにが間違っているのかお話します。
それは、最新が興味がある人は、本当に僅かな人だけです。しかも、「誰もが持っていないというのはあっという間に古くなる」ということなのです。
さらに、結果的に誰もが真似できるスキルなので、どんどん同じスキルを持っている人が増えていきますので、数ヶ月も経つと「中古のスキル」程度の内容になってしまいます。
また、お客様も同じように見ていますので、効果があるのは数ヶ月だけ。それでは安定した集客力を身につけることも出来ず、しかも、最新のスキルを手に入れた事を告知するときには時間が経ちすぎてしまうという残念な結果にもなってしまいます。
さらに、お客様の立場からすると
「誰もが持っていないスキルは謎なので、興味よりも不安が出てくる」ということも多くあります。
それでは、決して集客力はアップすることはないということです。
【3】差別化をしても集客力がアップしない理由
巷でよく聞く「差別化」ですが、集客力を上げるための一つの要素ではあります。
しかし、この差別化という言葉に踊らされてしまい、間違って考えている人が多いです。
なので、結果的にどんなに差別化と行っても、集客ができないで終わる。集客力が身につかないで終わる人が多いのですが、一体何が間違いなのかをお話していきます。
そもそも、差別化って何を理解していない
ここも私が「差別化って何?」とアンケートを取ってみると、面白い答えが出てきます。
例えば
「ライバルとの違いがはっきりしている」
「誰もがやっていないこと」
「強みを全面に出すと差別化できる」
こんな答えが返ってきました。
私からすると、こんな事を考えているから集客力がアップしないわけですし、間違えてしまうのは、このような教えをしているコンサルや起業塾。または本やネットの情報が多いからなのかもしれません。
では、一体何が間違いのなのかを詳しくお話していきます。
ライバルとの違いがはっきりしても無駄
差別化を考えている人が多くやっているのは「ライバルとの違いがはっきり出す」です。
そもそもここが間違いです。その理由は単純で、違いがはっきりしてもお客様が興味が持つかは全く別です。
ですので、ここを考えている人は「お客様のことを考えていない」ということなのです。
誰もがやっていないことは、誰もが興味がないこと
差別化を考えている人の中には「誰もがやっていないこと」を考える人も多いでしょう。
しかし、誰もがやっていないことの多くは「誰もが興味がないこと」のことがほとんどです。
ですので、こんな考えで差別化をしても、全く集客は出来ませんし、集客力がアップしないということになります。
強みを全面に出しても、結果的にみんな一緒
よくこの間違いも多いです。また、指導しているコンサルや起業塾の中でも「強みを探せ」という指導をしている人が多いです。
ではあなたの「強み」って一体何なのでしょうか?そこがあると集客力がアップするのでしょうか?
答えはNOです。
実は、多くの方がそもそも強みをわからないですし、せっかく出した強みでも、その強みがお客様の興味につながらないことが多く、結果的にそれが差別化になる可能性は低いです。
このように、差別化を考えていても、差別化にもならず。しかも、差別化を行ってもライバルも一緒に見えてしまう事になってしまいます。
さらに、差別化考えても、そこにはお客様が興味ない状態になってしまうので、差別化では集客力がアップしないわけです。
【4】最新の集客法を手に入れても集客には関係ない理由
最新の集客法を手に入れると、集客力もアップすると考える人も多いです。
また、それを売りにしているコンサルタントや起業塾も多いですが、それで集客力もアップする事はありません。
それこそ、もともと集客できている人が身につけたらうまくいく可能性がありますが、集客ができていない人が最新の集客法を手に入れても、集客できずに終わってしまいます。では、その理由とは何でしょうか?
最新の集客法を身につけるまでに時間がかかる
最新の集客法を学び、身につけて、実践をして、集客ができるようになるまでどのくらいの時間がかかるでしょうか?
絶対に数日では出来ませんし、それを身に着けた時には、その集客法が最新ではなくなっていることも多いです。
さらに、実践してみないと自分に合っているのかすらわからないので、やってみて「合わなかった」ということにもなってしまう方をよく耳にしています。
集客力アップの正しい基本
集客力を上げたいのであれば、正しい基本からやり直しましょう。
表面的なテクニックじゃなく「基本」から一度見直すことです。
どんなものにも「基本」があるように、集客力をアップさせるためにも必要な「基本」があります。
その基本を理解していないと、いつまで経っても望まれる集客力をアップさせることは出来ませんよ。
そもそも、集客力をアップとは?
集客力をアップさせるとは一体何なのでしょうか?
その指標は「集客率(%)」です。
数ではありません。チラシであれば配布枚数に対しての予約件数。来店件数などになりますが、その時の集客率(%)が重要になります。
集客力を上げるためには、数ではなく率が大切
なぜ集客率(%)なのかというと、数だけでカウントした場合、チラシの場合だと配布枚数によっても予約件数。来店件数は変わります。
例えば、「2万枚配布して10件」と「1万枚配布して10件」では集客率(%)が違うのはわかると思います。わかりやすくすると
2万枚→10件=0.05%
1万枚→10件=0.1%
同じ10件でも2倍の集客率となるわけです。重要なのは、どのように今行っている内容をどのように改善するのかに目を向ける必要があるというわけです。
決して、最新の集客方法や差別化から手を付ける必要はないということがわかると思います。
本質的な集客力をアップのコツ
集客力をアップさせるためには、お客様心理を理解して改善を繰り返すことです。
集客力=集客率ですが、数字だけを見ていても改善はされません。
なぜかというと、お客様が来てくれるからこそ集客力=集客率がアップするわけですし、その為にはお客様があなたに問い合わせをくれる、申し込みをしてくれる、来店してくれるなどの行動を起こしていただく必要があるわけです。
顧客心理を理解しなければ、集客力は上げられません
では、顧客心理とは一体何なのでしょうか?それは、いかにお客様の感情を理解できるのかです。
また、人はどんな人でも
「感情で欲しいと感じ、ロジックで納得する」
という面があります。ですので、正しいとか間違っているとかではなく、そのお客様の感情が動くことが重要だということです。
ここの工夫をあなたが自分のお仕事でどのように工夫し続けるのかをぜひ行うようにされてください。
まとめ
あなたのビジネスの集客力をアップさせる為には、巷で出回っているような情報に振り回させるのではなく、基本的なことを愚直に行い続ける。さらに改善を繰り返して集客率をアップさせていく。
集客率が希望の数字になった時点で、集客の範囲を広げていく。そこで再度、集客率を確認して改善を繰り返していく。
ここを、必ず行うようにしてください。一見遠回りのように感じるでしょうが、確実に集客力がアップしていきます。
【参考記事】
集客の方法と宣伝方法の一覧